米朝首脳会談を読み解く

生き残りディーリング塾

愛してる

本当に?

愛してるよ

嘘。だったら、いつまでも愛してるって証明して

愛してるったら

米朝シンガポール合意文書に、不可逆的という文言や、期限、拘束力がないと、難癖をつける識者が多い。では、そうした文言さえ入っていれば、安心確実なのだろうか?

そうであるなら、トランプ大統領が破棄したや、パリ協定、イランとの核合意には、そうした文言がなく、当初から不確実だったことになる。また、ソ連邦の成立や解体もなく、戦争などは起きないことになる。

愛してる

本当に?

信じられるか、信じられないか、専門家や識者ならば、合理的な判断を提供して頂きたいものだ。

何が決まったか?

2018年6月12日、トランプ米大統領金正恩委員長は、シンガポールでの米朝首脳会談で、合意文書に署名した。そのポイントは4つ、

1米国と北朝鮮は、両国民の平和と繁栄への欲求を踏まえて、新たな関係を構築することとする

2米国と北朝鮮は、朝鮮半島における永続的かつ安定的で平和な体制をつくるために協力し合うこととする

北朝鮮朝鮮半島の完全非核化に向けて努めることで合意した、2018年4月27日の板門店宣言の再確認

4米国と北朝鮮は、戦争捕虜と行方不明兵の遺骨を回収することとする。既に生存が確認されている者については、即座に米国へ帰還させる

参照SeeWhatTrumpandKimSignedinSingapore

また、トランプ米大統領は記者会見で、北朝鮮による共同声明履行の見通しを問われ北朝鮮は取引をしたがっている。私はそう直感したと語った。一方、北朝鮮の非核化にかかる費用については、韓国と日本が払うとした。

ここで最も重要なのは、1の新たな米朝関係の構築で、このことは、北朝鮮が中国から離れ、米国側についたことを、事実上、意味している。私が推測する理由は、中国に付いていれば主従関係から逃れることができない上、世界の最貧国から脱する可能性も低いからだ。中国が認めたのは、金正恩委員長の意志が固く、米朝を敵に回すよりは、得られるものを得る方が得策だと判断したと思われる。中国の内政事情を鑑みた可能性もある。

今後北朝鮮は、米国、中国、ロシアの力の均衡を最大限利用し、各国とビジネスパートナーの関係を模索していくと思われる。金正恩委員長の、まさに身体を張った取引なのだ。

2と4は、終戦宣言こそなかったものの、第二次世界大戦の残り火だった朝鮮戦争が、事実上、終結することを意味する。これは統一コレアにつながるものだ。

ここで、米国が民主主義体制である韓国の大統領を、統一コレア政府のトップに望むとは限らない。現時点では、文在寅韓国大統領より、金正恩委員長を組みやすしと見ていても不思議ではない。米国はアラブの春後に成立したエジプトの民主主義政権を軍事クーデターで潰し、軍事政権を支持した前例があるからだ。理由は、独裁体制の方が米国にとってコントロールしやすいからだ。トランプ大統領が決められないビジネスパートナーを好むとは思えない。

3のポイントは、完全非核化が朝鮮半島という点だ。米朝首脳会談が具体化するまでは、トランプ大統領は、北朝鮮の非核化と言い続けてきた。ところが、今年に入って米朝首脳会談の日程が取り沙汰される頃板門店宣言以降?から、朝鮮半島の完全な非核化に変わった。つまり、在韓米軍も非核化されるか、いずれ完全撤退となることを意味する。

これは、おそらく中国に配慮したものだ。中国が米朝首脳会談を認め、統一コレアの可能性を認めるとすれば、在韓米軍の非核化及び規模縮小か、完全撤退は譲れない。中国を怒らせては、北朝鮮核兵器など自爆テロにしか使えない。米国と組んだ朝鮮半島に、いたずらに中国を刺激する核はいらないのだ。

そうだとすれば、非核化に時間を要するのは、北朝鮮の都合だけでなく、米国の都合ともなる。米国の都合では、日本負担での在日米軍増強の確約を取り付ける時間が欲しいところだろう。それが、北朝鮮の非核化にかかる費用については、韓国と日本が払うという意味かと思う。韓国が北朝鮮内の非核化と米軍引き上げ費用を持ち、日本が核武装在日米軍を負担するのだ。中国も、在日米軍増強にまでは口出しできない。

私が見るところ、この合意文書は、世界のパワーバランスから見て、とんでもない大きな出来事だ。また、経済制裁で、世界の経済成長から手付かずに残されてきた北朝鮮開発という、スーパービジネスチャンスでもある。北朝鮮には、膨大な地下資源だけでなく、関連を含めた豊富な人材がいるからだ。ちなみに、人口は2500万人を超えている。統一コレアは7600万人を超える。今後の作業が困難なのは当然だが、既に賽は投げられたのだ。

拉致問題の怒りや悲しみは理解できるが、このままでは日本が統一コレアに追い越されるのは時間の問題かもしれない。ロイターによるアジアで最も革新的な大学トップ10では、韓国の大学が1位、3位、4位、8位を占め、既に日本を圧倒している。

北朝鮮は米国と対等のビジネスパートナーとなったが、残念ながら日本は対等になる気概さえない。米朝シンガポール合意は、世界的には喜ばしいことながら、日本人としては危機感を抱いた次第だ。

どうして私が、こういう判断に至ったかの合理的だと思われる根拠は、既に述べている。以下が、先週来、会員向けに配布してきた判断の根拠だ。

米朝首脳会談。核全廃の可能性はあるか?そのまま掲載

北朝鮮の提案を巡って、しばしばまた騙されるに決まっているとのコメントを目にする。本当にそんなことが決まっているのだろうか?核放棄の可能性はないのだろうか?私は、可能性としては十分にあると見ている。

ブルームバーグ世論調査で、米朝首脳会談に決定的成果を期待する人が、米国では218、日本は62だとした。これは、米国人と日本人の考え方の違いを表したものかも知れないが、もしかすると、メディアなどが提供している情報の差かも知れない。私がここで提供する考え方が、皆様自身が状況を把握する一助となれば幸いだ。

米朝首脳会談シンガポールで、6月12日現地時間午前9時からの開催に決まった。日本との時差は1時間なので、日本時間午前10時からだ。

以前から私は、その政治体制への不信感にも関わらず、北朝鮮の政治を面白いと見てきた。米国の政治家たちと、対等に渡り合っていたからだ。これは、日本のみならず、英独のような他の同盟国にもあまり見られないことで、まるで、ロシアや中国のように超大国のような振る舞いを続けてきた。もっとも、米国から既に厳しい経済制裁を受けているのだから、米国におもねるような態度を取る必要もない。

とはいえ、日本のメディアに散見するように、北朝鮮は騙すというような、まるで北朝鮮が主導権を握っているかのように考えるのは的外れだ。世界の1強は米国で、どの国も例外なく、米国にどう対応するかが、国の将来を決める。北朝鮮ももちろん例外ではなく、大きな態度も、核兵器保有も、米朝首脳会談も、すべて生き残るための駆け引きだと言える。

核は、自爆テロの道具だ。使えば、それなりの効果はあるが、1回限りで、自国の犠牲は計り知れない。そう考えると、交渉の道具として使うのが最善で、望む結果が引き出せるならば、核全廃も選択肢の1つだ。

では、北朝鮮が望むような結果が、米国から引き出せるだろうか?私は、トランプ大統領からなら引き出せる可能性があると考える。何故なら、世界でトランプ大統領だけが、他国、及び自国の反対派を顧みずに、独断で判断を下すことができるからだ。このことは、トランプ大統領が喜ぶような餌を与えれば、金正恩委員長が望む結果が引き出せる可能性を示唆する。

では、北朝鮮はそんな餌を持っているだろうか?のみならず、餌だけ取られて泣き寝入りにならない、防御策を持っているだろうか?

世界の1強への対応策が、国の運命を決める

世界の1強は米国で、どの国も例外なく、米国にどう対応するかが、国の将来を決める。米国防省は6月1日、議会の要求に応じ、米軍は2017年に、アフガニスタンイラク、シリア、イエメン、リビアソマリアの6カ国で、499人の一般人を殺害したと報告した。こうした公表は初めて。

また、米国の経済制裁の対象国は2017年10月時点で、ロシア、ベネズエラキューバ北朝鮮、イラン、イラク、シリア、リビアソマリア、イエメン、コンゴスーダンベラルーシリベリア中央アフリカ共和国ジンバブエウクライナレバノン南スーダンの19カ国とされている。これほど、他国を制裁しているのは米国だけだが、これは1強であるためだ。

米軍により一般人が殺害された上記の国うち、アフガニスタンを除く5カ国が、経済制裁も受けている。このことは状況が許せば、米国は他の経済制裁国14カ国でも、武力行使を行う可能性があることを示唆している。例外のアフガニスタン政府は、経済制裁どころか、反対に経済援助と軍事援助を受けている。米の傀儡政権がタリバンと戦っているからだ。

ブッシュ政権は2001年にアフガニスタンに侵攻した。タリバン政権が、911テロの首謀者とされたオサマビンラディン氏の引き渡しに応じなかったという名目だった。それ以前から、タリバンによるバーミヤン遺跡の破壊などが世界的に報道されていたので、米軍はアフガニスタン国民をタリバンから解放する正義の味方だという印象だったが、17年経った現在も、タリバンアフガニスタンでの最大勢力を維持している。国内では支持されているのだ。

そのオサマビンラディン氏は、隠れ家で家族との団欒中に、丸腰のまま、裁判にもかけられずに、米軍によって殺害された。オバマ政権の頃だ。テロ被害者のはずの米国は、真相を解明するチャンスを得ながら、自ら闇に葬ったのだ。法治国家としては、あるまじき行為だ。

トランプ政権になって、米軍はアフガニスタンに追加配備することを決めた。その理由として、米国はこれまでアフガニスタン戦争で7000億ドルを費やしたが、同国には少なくとも3兆ドルの価値の鉱物資源があり、十分に回収可能なためだという。

トランプ政権になって、少なくとも1つだけ、良くなったことがある。トランプ氏のツイッターによって、しばしば米国の本音が聞けるようになったことだ。公式発表やメディアの報道を見る限り、米国がなぜアフガニスタンに攻め入ったのかが、どうもよく分からなかった。バーミヤンの遺跡破壊が野蛮なら、イラクメソポタミア文明の遺跡を空爆し、壊滅させたのは誰なのか?

トランプ政権が教えてくれたのは、米国は経済的な利益のために戦争を起こすということだ。これまでもそういう見方があり、私などもデータから、そう見ていたが、それらは陰謀説だと退けられていた。トランプ大統領は、政治と言うものを分かりやすくしてくれたのだ。他の国の首長たちも、自己の利益のための政治を行っているが、米国は1強なので、戦争まで起こせるのだ。

アフガニスタンは、米国という1強に対する対応を間違えた。タリバンが脅しに屈しなかったからだ。イラクやシリア、リビアも間違えた。イエメンやソマリアは、内戦で対応そのものができない。そういった国では、米軍が2017年にも一般人を殺害している。

では、ロシア、ベネズエラキューバ北朝鮮などが、米軍の攻撃から免れているのは何故か?加えて、それらの国をとことん苦しめている経済制裁から、北朝鮮が逃れる方法があるのか?北朝鮮にとっては、トランプ大統領という本音で交渉できる相手が、やっと現れたというところではないか?

トランプ大統領への、どでかい儲け話

トランプ大統領が明らかにしたアフガニスタン侵攻の本当の目的は、3兆ドルは下らないという地下資源だった。米政府は、こうした目先の欲に狂った勢力の助言を受け入れ、他国に侵攻、戦争を始めた、そのために、多くの米兵を犠牲にし、7000億ドルを費やした。

慶応義塾大学の調査では、2001年のアフガニスタン侵攻以来、2018年5月5日までの米兵の死者は2398人。多国籍軍を合わせると3542人にも及ぶ。米国内でのテロ攻撃による犠牲も数えれば、割に合う戦争だったとは言えない。これでは、オバマ前大統領、クリントン国務長官が弁護士コンビだったとはいえ、オサマビンラディン氏を法廷にあげるわけにはいかない。死人に口無しを選んだのだ。

だとすれば、米国が北朝鮮の地下資源?を戦争せずに独占できたなら、米国にとってははるかに効率的だ。そして、今後の経済発展に伴う見返りを独占できたなら、濡れ手に粟だと言えなくもない。トランプ米国にとって、北朝鮮とのビジネスのこうしたメリットに比べ、一体どんなリスクがあるというのか?

韓国統計庁が発表した北朝鮮の主要統計指標によると、2008年時点で北朝鮮の地下鉱物資源は総額で6兆4000億ドル。内訳は黄金2000トン、鉄5000億トン、マグネサイト60億トン、無煙炭45万トン、銅290万トンだという。他にレアメタルのニオブ、モリブデンタングステンカオリナイトチタニウム、ウランなど。中国が輸入しているレアメタルでは、ジルコニウム、コバルト、マンガン、チタンなど。また、石油の確認埋蔵量はロシアを超えるとも言われている。

これらの数値の真偽は分からないが、トランプ大統領にとっては、細かな数値は問題ではなく、こうした儲け話だけで十分ではないだろうか?ブッシュ、オバマ両政権があれだけの犠牲を払っても、まだ得られていないアフガニスタンの富の2倍以上の富が、無血で、平和裏に手に入る可能性があるのだ。とんでもなくスケールのでかい、ビジネスチャンスなのだ。

そしてこれは、資源はあるが世界の最貧国と言われる北朝鮮にとっても、国を開発し、経済を発展させていく上で、最強のパートナーを得ることを意味する。こうしたことを、リーダーのほぼ独断だけで決められる国は多くはない。

こうしたビジネスの観点から米朝首脳会談を見て行くと、不可能に思えていた核全廃や、米朝の友好関係が、可能性のあるものに思えてくる。

とはいえ北朝鮮にとっては、核放棄と共に、リビアのようにされてはたまらない。何らかの防御策を講じておく必要があるのだ。

防御策は、力の均衡

米国が経済制裁を行っている19カ国のうち、ロシアなどが、米軍の攻撃から免れているのは何故か?

先日、ロシアのプーチン大統領は毎年恒例の、国民に対する大統領への電話質問への回答で、地政学的リスクへの質問に以下のように答えたという。

第三次世界大戦が人類の文明の終わりにつながることは、共通の認識だ。そのため、各国は過激な行動を避けねばならない。また、相互破壊の恐怖は、常に主要軍事国が国際的に短絡的な行動を取ることを抑制し、敬意を払うように仕向けてきた。

参照FearofWorldWarIIIshouldstopglobaldisputesRussiasPutinsays

どの国の軍隊も、その建前は自衛であり、自衛を超える過度な軍備は抑止力だということだ。アフガニスタンイラクに自己都合で戦争を仕掛けた米国が、ロシアに戦争を仕掛けないのは、恐いからだ。

現在、核兵器保有している国は9カ国。少ない順に、

北朝鮮核兵器総数10以下、ないしは20まで

イスラエル核兵器総数80以下

インド核兵器総数120以下、ないしは130まで

パキスタン核兵器総数130以下、ないしは140まで

英国核兵器総数215以下

中国核兵器総数270以下

フランス核兵器総数300以下

米国核兵器総数6550以下

ロシア核兵器総数6800以下

とされている。ロシアの核兵器保有は、米国よりも多い。米国がロシアと戦争すれば、人類が滅亡しかねない。

理想論から離れて現実を見れば、現時点でも戦争や紛争に満ちた世界が、第三次世界大戦にならずに踏みとどまっているのは、相手の核が恐いからだ。あるいは、核兵器ではなくても、相手の武力が恐いからだ。これは、人類の歴史を学べば、常に不都合な真実であったことが分かる。そして理想論は、しばしば政治利用されてきたことも分かる。

北朝鮮は、中国軍、極東ロシア軍、在韓米軍との狭間での力の均衡を利用して生き延びてきた。とはいえ、長引く経済制裁で国は疲弊し、このままでは座して死を待つのみというところまで追い込まれた。ネットを検索すると、実は豊かな北朝鮮などという記事も見つかるが、衛星写真での夜の地球で見る北朝鮮は、近隣諸国の経済発展から大きく取り残されたのは明らかだ。

そこで北朝鮮は、各国を本気の交渉の場に上げるために、核兵器保有した。米本土には届かないかも知れないが、米軍基地には届く。のみならず、ソウルは言うに及ばず、北京、ウラジオストック、東京にも届く。

とはいえ、北朝鮮の核は自爆テロ程度で、相手に損害を与えうる脅威ではあるが、使えば自国が先に滅亡する。

戦争は最も割に合わない外交の1形態に過ぎない!とは、名言ではないだろうか?シリアのアサド大統領が、イラク戦争中に英紙とのインタビューで答えたものだ。そのシリアで内戦が起き、他国同士が戦闘をし、自国民が犠牲となり、難民となって国を離れているのだから、さぞや無念だろう。アサド大統領は外交に失敗したのだ。

北朝鮮金正恩委員長は、米朝首脳会談と同時進行で、中国の習近平主席やロシアのプーチン大統領とも密に連絡を取っている。つまり北朝鮮は、米国、中国、ロシアの力の均衡を、今後は受け身ではなく、最大限に積極利用するつもりだと見ていていい。核ではなく、外交を通じてだ。核を全廃しても、どこにも従属せずとも、米国から攻められないだけでなく、中国やロシアからも攻められないような外交だ。

それは、綱渡りかも知れない。しかし、人や国家の生存は、つまるところ綱渡りの連続だ。その自覚を持たず、法律や条約で守られていると考えている方が、よほど危ういのではないか。

米国と北朝鮮は、ビジネスパートナーとして、の関係を築こうとしている。私が見る限り、それは十分に可能だ。そして、そうなるのなら、韓国と北朝鮮の関係も、新しいものになる。米国と韓国の関係もそうだ。このことは、統一コレア実現の可能性も示唆している。

拉致問題と日本

米朝首脳会談における日本人拉致問題の優先順位は低い。基本は米朝間のビジネスの話し合いで、その条件としての核放棄だ。他国を考慮するとすれば、韓国、中国、ロシアの順だからだ。日本はその次にも入れないかも知れない。

私は、安倍首相が拉致問題は、もちろん、最も重要な解決すべき問題ですとし、トランプ大統領に対して、金正恩委員長に一言言って貰いたいとお願いすることを、不思議な光景だと見ている。不都合な真実を述べれば、拉致問題は国際的には大きな問題には扱われないからだ。

慶応義塾大学の調べでは、米国はアフガニスタン侵攻で2398人の米兵の死者を出した。多国籍軍を合わせると3542人なので、米国の都合で1000人以上の他国兵が命を落とした。イラク侵攻では米軍だけで4559人の死者が出た。また、米軍は2017年だけでも海外6カ国で499人の一般人を殺害した。人の命のやり取りに関しては、米国は巨悪だ。その巨悪の顔役に、近所の人の昔の悪さを訴えて、何とかしてと頼むのは、まるでピント外れか、当て擦りのようなものではないだろうか?ましてや、日朝は未だに国交すら結んでいない。いわば、戦争が継続しているような状態だ。

世界中で軍事力を展開する米国にとっては、その程度のことが、最も重要な解決すべき問題なのか?と、見下すような些事だ。それが国際政治の現実だ。怒りや情緒を押さえて、そうした現実を直視しないと、より大きな悲劇に見舞われることになる。

それでも、トランプ大統領拉致問題を話題にすると約束するのは、恩に着せて、その見返りを日本に期待するからだ。仮に、何人かの拉致被害者の救出に成功したとしたなら、相応のお礼をする形となると見るのが自然だ。そして、そのことで日本の対米依存がさらに高まることになる。日本人では解決できない国家の最重要事項を、トランプ大統領が成し遂げたのだから。

日本の戦国時代を振り返ってみても分かるが、自国の主君筋、あるいははるかに有力な他国の大名に、小国が助けを求めることは、それなりの覚悟が必要だ。トランプ米国に対応するには、そうした戦国時代の生き方が参考になるように思える。私は、日本の現在の政治の在り方は、日本をむしろ危機に陥れていると見ている。

予想される日本への要求は、何らかの巨額な資金負担と、日本の資金負担でなされる在日米軍の増強だ。これが半島から核をなくす条件だ。これは戦国時代に例えると、大国の重装備の軍団を内堀の中横須賀、天守閣の近く横田に入れて養っているので、守ってくれていると自己欺瞞を続けるようなものだ。

ブルームバーグ世論調査で、米朝首脳会談に決定的成果を期待する人が、米国では218、日本は62だとした。それでなくても、米朝首脳会談は、海外メディアでは歴史的なことだとされているのに、日本での受け止め方は狭い。

戦争はペイしない。私は、ここまで述べてきたように、米朝のビッグなビジネスチャンスを通じた、新たな国際政治の枠組みが誕生する可能性があると見ている。そうであれば、統一コレアは、韓国が政治的、経済的に乗り遅れないためにも重要だ。もちろん、政治体制の違う両国が統一するには、乗り越えなければならない課題が山積だ。とはいえ、南北は自己の意志ではなく、国際政治的に分断されてきたので、最後の分断国家の消滅は喜ばしいことなのだ。

日本の隣国で起きている歴史的な出来事は、それにどう対応するかで、今後の日本の運命も決まるような大事だ。少なくとも、そうした可能性があることに、日本の政治家はもっと敏感になり、前向きの対応を考えて貰いたいものだ。

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転換点を見極め、利益を残す方法を学ぶ

序章短期トレードは頭のスポーツ

1短期トレードの魅力

2短期トレードの注意点

3市場は寄り付き、指標発表前後、引け間際によく動く

4短期トレードのメリット

5自分にできることにチャレンジする

6できると分かれば、できる

7繰り返しをいとわない

8相場はギャンブルではない

9職人技の修業

第1章どのようにして収益を上げるのか?

第1節山越えを待って売り、谷越えを待って買う

第2節理論

第3節短期トレードはチャンスが多い

第4節週足、日足、時間足、分足の順にチェックする

コラム、片サイドトレードと両サイドトレードドテン売買の優位性は?

コラム、保合い相場への対応は?

第2章転換点山越え谷越えの見極めに使える道具は何か

第1節テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

第2節使えるテクニカルと使えないテクニカル

第3節ローソク足について知る

第4節酒田五法について

第5節トレンドライン各種ラインについて

1トレンドラインとは

2パラレルラインについて

3ライジングウェッジについて

4フォーリングウェッジについて

三角保合いについて

6ラインの性質について

7トレンドラインの基本形について

8トレンドラインの評価

第6節チャートパターンについて

1概要

2評価

第7節移動平均線について

1概要

移動平均線の引き方

3評価

第8節移動平均線の派生テクニカル

エンベロープ概要と評価

移動平均乖離率概要と評価

加重移動平均線概要と評価

指数平滑移動平均線概要と評価

第9節

1概要

2評価

第10節オシレーター

1概要

2評価

第11節について

1概要

2評価

第12節ストキャスティクスについて

1概要

2評価

第13節ボリンジャーバンドについて

1概要

2評価

第14節パラボリックについて

1概要

2評価

第15節一目均衡表について

1概要

2評価

コラム、移動平均線の使い方

コラム、ローソク足終値を待つべき?

コラム、順張りと逆張りのどちらがいい?

第3章転換点の見極めに役立つテクニカル

第1節転換点の見極めに役立つ道具とは

1酒田五法

ボリンジャーバンド

移動平均線

4トレンドライン、チャートパターン、酒田五法

第2節移動平均線を使えば、誰にでも転換点が見極められる

移動平均線はシンプルなテクニカル指標

2暴騰、暴落時には大儲けできる可能性が高い

第3節最終的に、シンプルに考える〜アプローチ〜

コラム、なんぴん買いをしてもいい?

コラム、ピラミッディング買い乗せ、売り乗せはどうする?

コラム、移動平均線ゴールデンクロスデッドクロスについて最適化の罠

第4章出口戦略について

第1節損切り損切りオーダーの違い

第2節損小利大について

第3節トレイリングストップ

コラム、利益確定ラインもエントリー前に決めるべきか?

コラム、両建ては使っていい手法?

第5章素のチャートで転換点を探ることが、最も効率の良いやり方

第1節テクニカル指標は自転車の補助輪に過ぎない

第2節頼るべきは素のチャート

第3節素のチャートでエントリーとエグジットを考える

コラム、エントリーに遅れたときは?

第6章まとめ自分にあったリスク管理

第1節繰り返せば上達する相場へのアプローチ

第2節自分の適正ポジションを知る

第3節収益拡大のコツ

第4節右端での対処値動きに反応する

特別コラム、貸出手数料ビジネスの利益、過半数地域銀行地銀でマイナス

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あとがき

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